障害を持っていても 高齢でも まだまだ自分の足で 自分の心で
『 心 身 自 歩 (しんしんじほ)』 を応援します!
〜 事 業 理 念 〜
「介護の必要性(市町村による認定)がある高齢者に対し、施設に通わせて(送迎)日常生活のお世話(食事・入浴・排泄など)及び機能訓練をする」と言うのが既存の多くのデイサービスである。
全国何処のデイサービスでも前者の「お世話する介護」は概ね達成できているのではないだろうか。 しかし後者の機能訓練の部分は、事実上レクリエーションの域を出ていなく、お世話だけのサービスに偏っている傾向があるのではないだろうか。
本来持っている機能までもが失われ、介護度が悪化するという傾向が騒がれだし、介護予防と言う概念が生まれた。 この予防と言う概念は今に始まった事でもなく、要支援者や特定高齢者だけのものでもない。 総ての高齢者に必要な事なのである。
特に脳卒中後遺症(片麻痺)やパーキンソン症候群、老齢機能低下及びそれらに起因する関節障害、腰痛症などの障害を持っている高齢者が、医療機関でのリハビリが終了した場合に、次に向うのはデイケアであるが、多人数が苦手であったり、デイサービスに於いても障害を気にして楽しい筈のレクリエーションに付いていけず、行き場を失う高齢者が増えつつある。
平成4年に鍼灸マッサージ治療院を開業し、寝たきり高齢者の在宅訪問マッサージ機能訓練から始まり、次いで現事業所の前身『津軽ケアセンターやすらぎ』は、開設当初平成15年から介護保険の大前提である自立支援に立脚し、高齢であっても、障害を持っていても、その方の希望・レベルに合わせて、機能向上及び維持を目的として運営してきた。 今までの利用者2/3以上は片麻痺などの障害を持った高齢者であり、そのリハビリ内容はテクニックだけではなく、人対人・心対心で接するという事である。 何もしない事による廃様性症候群の弊害は言うまでもないが、今後益々増えるであろう障害高齢者、それに伴う介護保険料の増大を、我々事業者は真剣に受け止め独自の得意分野を生かし、いかに維持改善に結びつけ、その方なりの自立へのお手伝い…が私達の使命なのである。
〜 東 洋 医 学 と 介 護 予 防 〜
東洋医学では古来より未病治(みびょうち)と言う言葉があります。
いわゆる病気になる前の状態を「未病」と言い、その兆候をいち早く見つけ適切な処置を施し、病気を予防する…と言う考えです。
ここで誤解してはいけないのは、例えば風邪気味だからと予防の為に薬を飲まれる方がいますが、そういった意味ではありません。 人間(動物など)が生まれながらにして持っている「自然治癒力」を高め、「病にかからないような体」または「病が重くならない体」を日頃からつくり上げて行く事なのです。 そういった点からも、東洋医学が「介護予防」へ有効であると考えます。
介護も近年になって「予防」と騒がれるようになって来ました。 本来、医療も介護も「予防が先で治療は次」と言う事を、今になってようやく気付き始めたようです。
当事業所は元々鍼灸指圧マッサージを施す治療院であり、「リハビリ堂やすらぎデイサービス」となった現在も変わりません。 機能訓練指導員・鍼灸指圧マッサージ師である所長が、一人一人の状態に合わせて丁寧に手をかけております。 西洋医学的リハビリ(電気マッサージや運動など)と共に、介護の世界にこの東洋医学アプローチを組み入れる事で、幾倍もの予防効果を期待できるのではないかと思っております。
- 第 1 条 脳卒中と骨折予防 寝たきりゼロへの第一歩
- 第 2 条 寝たきりは 寝かせきりから作られる 過度の安静 逆効果
- 第 3 条 リハビリは早期開始が効果的 始めよう ベッドの上から訓練を
- 第 4 条 暮らしの中でのリハビリは 食事と排泄 着替えから
- 第 5 条 朝起きて先ずは着替えて身だしなみ 寝・食分けて 生活にメリとハリ
- 第 6 条 「手は出し過ぎず 目は離さず」が介護の基本 自分の気持ちを大切に
- 第 7 条 ベットから移ろう移そう 車椅子 行動広げる 機器の活用
- 第 8 条 手すり付け 段差なくし 住みやすく アイデア生かした住まいの改善
- 第 9 条 家庭でも社会でも 喜び見つけ みんなで防ごう 閉じこもり
- 第10条 進んで利用 機能訓練デイサービス 寝たきりなくす 人の和 地域の輪